たぶんぶろぐ

とある大学生の備忘録。

詞が書けない DAY2

 

珍しく予告しての二部構成。一応自分で提出したやつのコピペですが多少提出前から加筆編集しています。「○-○」と記載しているのは第○連の○行目という意味です。原文を参照にしながら見てみてください。念のため昨日貼ったものと同じものを再掲しておきます。

http://www.tnellen.com/cybereng/poetry/fox.html

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設定は作者が深夜に何かを書こうとしているけれど書けず、自室で窓を眺めているところから始まる。しかしこの詞の舞台はあくまでここに出てくる作者の頭の中であるということを意識すると、2-2から6-1までの抽象的に書かれている部分が思考であり、その思考の中で狐の匂いが分かるくらい狐の近くに行き、狐の獣臭いにおいを感じて我に返ったという経緯が読み取れる。

Something else is aliveという表現から、森の中に潜んでいた「何か」は冒頭部分で作者も分かっておらず、それが頭の中でSomethingに近づくにつれてSomethingがFoxであると気付く。頭の中での空想に近い思考を通して、作者は書こうとしていたけど書けなかった何かを得てblank pageを埋めた。この作者が書こうとしていたもの・書いたものが詞であり、この詞自体が詞を書く過程を示している。somethingという詞には適さない題から思考を通すことでsomethingがfoxであると判り、foxという題を得たので詞が書けた、みたいな。これでタイトルのThe thought-Foxに繋がる

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まずここでいうSomethingを掴むところから課題の詞作成を頑張りたいと思います。ではまた。